こんな経験ありませんか?
「なんで私ばっかり家事も育児もやらなきゃいけないの?」
「夫は自由にしているのに、私は全然自分の時間がない…」
こんな風に感じたことはありませんか?
毎日頑張っているのに、なんだか報われない。
この「私ばっかり…」という気持ちは、心理学では 犠牲感 と呼ばれるものです。
この記事では、
✅ なぜ犠牲感を感じてしまうのか?
✅ どうすれば犠牲感を減らせるのか? を分かりやすく解説し、
今日から実践できる対処法 をお伝えします!
- 犠牲感を感じる理由
- 犠牲感を減らす方法
「私ばっかり…」と感じるシチュエーション
ママたちがよく感じる「犠牲感」には、こんなパターンがあります。
夫婦関係での犠牲感
- 自分ばかり家事・育児をしている。
- 夫は自由な時間があるのに、自分にはない。
- 「もっと手伝ってほしいのに気づいてくれない!」
ママ友との関係での犠牲感
- 集まるのはいつも私の家ばかり、なにげに準備が大変。
- 相談に乗ることが多いのに、自分の悩みは聞いてもらえない。
- 子どものために付き合っているけど、気疲れする。
職場での犠牲感
- 自分ばかり責任のある仕事を押し付けられる.
- 「あの人は大目に見てもらえるのに、私ばかり注意される。」
- 「もっと評価されても良いはず!」
このような状況に、心あたりはありませんか?

私ばっかりって、思っちゃうんだよね。
なぜ犠牲感を感じるの?
「つながり」があるからこそ生まれる
犠牲感を感じるのは、 「私はこの人たちの仲間だ」という意識があるからなのです。
人間は、安心できるコミュニティ(家族・友人・職場)に所属すると、 「お互いに支え合っている」という前提を持ちます。
しかし、
- 「相手は楽しているのでは?」
- 「私ばかり負担が大きい」
と思うと、そのバランスが崩れ、犠牲感を感じてしまうのです。
心の中にある「天秤」が不公平だと感じるから
人間は、無意識のうちに 「自分がどれくらい貢献して、どれくらい得ているか?」 を計算しています。
- 「私はこんなに頑張っているのに、相手はそれに見合う行動をしていない!」
- 「もっと感謝してくれてもいいのに!」
こう感じると、 「私は損をしている」 という意識が強くなり、犠牲感が増してしまうのです。



無意識で感じているかも…。
犠牲感をラクにする3つの方法
「自分の頑張り」を認めて、ねぎらう
犠牲感を感じるのは、人間が「群れ」で生きる生き物だから。
つまり、 「私は家族や会社のために頑張れる素敵な人なんだ!」 と認めてあげることが大切です。
「なんで私ばっかり…」と感じたら、 「それだけ私は、人を大切にできる人なんだ!」 と、前向きに捉えてみてください。
「見えない貢献」もカウントする
犠牲感を感じるとき、 「自分はこんなにやっているのに!」と考えがちです。
でも、もしかしたら相手も 「自分なりに貢献している」と思っているかもしれません。
例えば、
- 夫が家事はしなくても、仕事で家計を支えてくれている
- ママ友が話は聞いてくれないけれど、PTAの活動は率先して進めてくれている。
「相手も何かしらの形で貢献している」 と考えることで、 天秤のバランスが整いやすくなります。
相手に「負担の調整」をお願いする
犠牲感を感じるときは、 「相手が気づいてくれない!」 という気持ちが強くなります。
でも、実は相手は「バランスが取れている」と思っていることが多い のです。
だからこそ、 「どうしたらお互いラクにできるか?」 を話し合うことが大切です。
例えば、
- 「週に1回は夫に夕食の準備をお願いしたいな」
- 「ママ友との付き合いは、無理のない範囲にしよう」
- 「職場では、上司に業務量の相談をしてみよう」
こうやって 「相手に負担の調整を頼む」 ことで、 犠牲感を減らしていくことができます。



一人で頑張りすぎないことも大切だよね。
犠牲感を感じる理由と減らす方法
犠牲感は、人間の「つながり」から生まれるもので、 「天秤のバランスが崩れた」と感じるときに強くなります。
下記3つのポイントを意識してみてね。



まずは 「私は人を大切にできる素敵な人間なんだ!」 と 自分を認めることから始めてみましょう!
- 自分の頑張りを認める
- 見えない貢献もカウントする
- 相手と負担の調整を話し合う